ねこのこえ

みんなちがって、みんないい。笑って泣けてタメになる猫たちの記録

【はじめに】当ブログの目的について

もしも、道端で出会った猫や飼おうと思っていた猫に障害があったら、あなたはどうしますか?

もしも、飼い猫が体が不自由になったら、あなたはどうしますか?

 

障害の有無に関わらず、猫はかわいい。

でも、飼い猫や飼おうと思った猫が障害を持っていたら、どんなケアを行ってあげればよいのか悩むという方は、多いのではないでしょうか。

 

障害は個体差があるため、治療法は様々です。

獣医さんや動物病院、病気の原因や進行の度合いによってもアプローチ法は変わってきます。

例えば、生まれつきの先天性疾患と、怪我や加齢によって現れた後天性疾患によっても治療法は異なるかと思います。

そのため、「この病気や症状には○○が効果的」とは断言できません。

 

しかし、同じような障害を持っている猫を育てている飼い主さんの体験談や実際に自宅で行っているサポート法などが知れたら、猫に対してどんなことがしてあげられるのかが見えてくるのではないかと思います。

 

当ブログは「体に不自由を抱えている猫にも1日でも長く、幸せなニャン生を送ってほしい」という想いのもと、立ちあげたものです。

 

筆者はこれまでに様々な猫メディアで、エンタメから飼育法まで幅広いジャンルの猫記事を執筆してきました。

そんな中でふと思ったのが、体に不自由を持っている猫に対するサポート法などが得られるサイトがほぼないのではないかということでした。

 

獣医師さんが監修されている医療記事には障害に対する治療法などが記されてはいますが、猫が一番長く過ごすのは住み慣れた自宅でどんなケアをして、どう過ごさせてあげたらいいのかを知りたいと思っている飼い主さんは多いのではないかと思い、”知れる場”を築きたいと思いました。

 

近年は完全室内飼いが増えてきており、猫の平均寿命も延びてきています。

寿命が長くなるということはとても喜ばしいことですが、その反面、老猫期が長くなるということでもあります。

老猫期になると免疫力や筋力が低下するため、病気や怪我が引き起こされやすくなりますし、介護をしてあげなければならない可能性も高くなります。

そんなとき、体が不自由な猫へのケア法や介助法などを知っていたら、飼い主さんの負担も猫が感じるストレスも減るのではないでしょうか。

 

動物は、大切な家族の一員であるからこそ、障害や介護の問題とも真剣に向き合えるよう、このブログを知識が得られる場にしていきたいと思っています。

 

みんなちがって、みんないい。

そんな金子みすゞさんの言葉が、猫の世界、動物の世界にも浸透していくことを祈っています。